新部長の挨拶

うららかな春の日差しが心地よい季節となりました。雪解けとともに今年度の活動も本格的に始まり,忙しくも充実した日々を過ごしております。

こんにちは。
東京農工大学ワンダーフォーゲル部2019年度部長を務めさせていただきます松井大樹と申します。
今年度は元号も変わり,新しい時代の幕開けとなりました。時代の節目となります2019年度,私が掲げるワンダーフォーゲル部のテーマは「継続」と「挑戦」です。

50年以上続く東京農工大学ワンダーフォーゲル部の歴史の中で,安全が培われてきました。そして,部を率いることとなった私たちには先輩方から受け継いだ安全の襷を次の世代へとつないでいく,「継続」していく義務があると考えています。では,安全をつないでいくためにはどうしたらよいのでしょうか。その答えは,安全とは何か部員一人ひとりが考えることにあると思います。安全のありかたは時代とともに変わっていきます。しかし,安全への意識だけは決して変わってはならないものです。技術や知識,ルールを継承していくことはもちろんですが,何より大事なのは意識をつないでいくことだと思います。もちろん考えるのは私だけではだめです。新入生を含む部員全員が考えることにこそ意味があると思います。部会や山行,1年を通して安全とは何か考えてもらえるような部活動にしていきたいと考えています。そして,それが未来のワンゲルの安全へつながると確信しております。そんな未来へつながるワンゲルでありたいと思います。

また,現在,OB,OGの皆様のお力添えもあり雪山登山,沢登りの活動が復活しようとしています。これまでの活動の継続とともに,新たな活動への「挑戦」が始まります。夏山登山だけでなく様々な野外活動ができるのがワンダーフォーゲルの魅力だと思います。ワンゲルに入ったからには部員それぞれがやりたいことにぜひ挑戦していってほしいと考えています。しかし,当然ながら挑戦には危険が伴うものです。安全を追求するならば挑戦などすべきではないのかもしれません。ですが,私は決して挑戦と安全の両者が二律背反の関係にあるとは思いません。一歩一歩少しずつ段階を踏みながら習得した知識と技術を実践し,また,あらゆるリスクを想定した計画づくりと判断力を身につけることで,挑戦と安全の両立は可能であると考えています。こうした挑戦を後押しすべく,部全体で気を引き締めより意義ある部活動を行っていこうと思います。そして何より挑戦がなければ成長もないでしょう。この挑戦を機にワンゲルがさらなる成長を遂げられたらと思います。

これまで先輩方が成し遂げてきたワンダーフォーゲル部での活動は本当に素晴らしいものばかりで,自分にも何かを達成できるのかという不安やプレッシャーを感じることも多いです。しかし,歴史ある東京農工大学ワンダーフォーゲル部部長としての誇りと私をここまで成長させてくれたワンゲルへの感謝を胸に努力してまいります。
昨年に引き続き大人数となったワンゲル。十人十色で性格も考え方もバラバラな私たち現役部員ですが,本合宿というひとつの目標に向かって心をひとつに取り組んでまいります。時代は変われど安全への意識は変わらず活動していく所存でございますので,OB,OGの皆様,ご協力よろしくお願い致します。

 

東京農工大学ワンダーフォーゲル部2019年度部長 松井大樹