さすがにブログ書かないとまずいなと思った4年会の中野、この1年の記憶を振り絞ってブログ書きます。

今回行った山は教化では恒例の奥秩父の金峰山と瑞牆山。CLの最推しである金峰山を新入生に「教」えて金峰信者に「化」えるべく、いっぱい人を連れてきました。
ルート概要
0日目:穴山駅集合でSTB
1日目:瑞牆山荘-富士見平小屋-大日小屋(デポ)-大日岩-金峰山-大日岩-C1大日小屋
2日目:C1大日小屋-鷹見岩分岐-鷹見岩-鷹見岩分岐-富士見平小屋(デポ)-瑞牆山-富士見平小屋(荷物回収)-瑞牆山荘
0日目:5/26(金)
21時ごろ中央本線穴山駅に集合。今回もSTBなので、終電が来るまで付近をうろつく。近所に城跡があるので、有志で肝試しをしに行った。

その後、遅れてきたSLと合流して就寝。
1日目:5/27(土)
4時半起床。アスファルトの上で寝るのは恐らく人生初体験だと思うが、新入生もちゃんと眠れたらしい。ワンゲラーの素質あるなー。タクシーが来るまで朝ごはんを食べたり、遠くの山を見たりする。次の山行で登る人もいる地蔵が岳のオベリスクも見えて1年生ワクワクしていた。(下写真の左上)

7時ごろ瑞牆山荘より入山。なだらかな坂を少し登ると瑞牆山がよく見える展望台に出る。新歓などで行った奥多摩にはない岩々とした見た目がかっこいい。

30分ほどで富士見平小屋到着。昨夜就寝の遅かったSLは眠そう。


その後、C1大日小屋のテント場を目指して樹林帯を歩く。途中のおしゃべりの話題は大日小屋のトイレがいかにすごい(ひどい)か。山の基本を教えるはずの教化山行で、なんてしょうもない話をしているのだろうと我ながら思う。
大日小屋についたら、テントを立てて荷物を”デポして”金峰山ピストンに向かう。これが、他のパーティから「教化金峰山Pは激ヌル」と言われる所以。驚くことなかれ、この日のデカザックでの行動時間は驚異の2時間である。個人的にはこの手軽さも金峰山の魅力の一つだと思う。

しばらく歩くと稜線に出る。簡単な鎖場もいくつかある。

少し雲が出てきたが、やっぱり金峰山の稜線は最高!石灰岩の白い足場とハイマツの若緑のコントラストが映える。それに加えて大小さまざまな岩が複雑に積み重なっている地形の非日常感。これが辺り一面に広がっているだなんて夢のようですよね。


1時間ほど稜線を楽しむと、金峰山頂に到着。あいにく曇ってしまったが、五丈岩は圧巻の迫力。

50分ほどで山頂を後にする。帰り道、時間に余裕があったので(1年生が全然疲れずにSLについていったのでコースタイムかなり巻いたため)、大日岩に寄ってみた。まずCLと2女で偵察に行き、結構簡単に登れたので他のメンバーも呼んで一緒に大日岩の上(一応登山道)に行った。石灰岩の滑りにくく、丈夫な岩なので技術が無くても5分かからず登れる。途中から出てきた青空の下、アスレチック気分を楽しんだ。


15時半ごろC1大日小屋に帰る。この日は他のパーティの方はいらっしゃらず、テント場一人占めだった。夕飯は炊き込みご飯。混ぜるだけで調理が楽なうえ、疲れた体に米が染みる。テント内で持ち寄ったジュース飲んだり、おしゃべりしたりもしつつ19時就寝。
2日目:5/28(日)
1:40起床。あれ?なんか早くない?今回が初山行の子もいるから普通はもっとゆっくり出るべきだと思うけど、CLが鷹見岩から日の出を見たかったのでこの計画になりました。1年生が割と元気そうだったので良かったです。その後、ご飯食べてテント畳んで出発。人生初のヘッ電行動もみんなでやると楽しいね。
4:17鷹見岩到着。直前の鎖場はやっぱり時間がかかった。あそこの鎖場は足場見つけにくくて登りにくいけれど、新入生がなんか楽しそうにしてたのでなにより。


5分後、日の出時刻になったが残念ながら雲が出てしまった。これはこれできれいだが、次の1プレではちゃんと日の出がみたいなと思った。その後、富士見平小屋に向かい、瑞牆山ピストンをする。当然デポする。

瑞牆山といえば岩場鎖場。難しくはないが、初心者もアスレチックっぽく楽しめるいいレベル。桃太郎岩や大やすり岩などの見どころも多くていい山だと思う。(急登続きだけど)

富士見平小屋を出てから2時間ほどで山頂に到着。朝は曇っていたが途中から晴れてきていい景色。(7時半はワンゲルでは昼判定)


