2017.8.20-24 本合宿1班 飯豊連峰

こんにちは!

新年度になる前に滑り込みブログ投稿をする よも です。プロチキンレーサーです。

今回の記事は8月の  夏 山 本合宿 飯豊連峰 第1班の様子です!!!

はい!そこ!もう春だよとか言わない!!!まだ2017年度だからギリギリセーフ!

このブログにはすでに新部長のあいさつが投稿されているけれど、まだ2017年度なのでセーフなのである!!!

 

さて、ずっと「悪天候」だった僕たち夏山第1班の様子をお届けします。

今年の3年生が選んだ本合宿の山は東北の飯豊連峰でした。飯豊連峰は日本百名山や花の百名山に選ばれている山です。気持ちのいい稜線や高山植物が魅力ですかね。

今年は3パーティが少しずつ日付をずらして登りました。

第1班は8月20日~24日に行きました。

今回のメンバーはCLしば姐さん、SLよも、ツネさん、あかねん、おかもっちゃん、かなP、ゆうだい、ゆーき、げんちゃん でした。

 

それでは、記憶も定かではありませんが、山行の様子をふりかえってみましょう。

 

1日目

今回の山行で一番天気がよかったと言われています。さて、1日目に何をしたかというと飯豊山のふもとの御沢野営場へ移動しました!はい、山にはまだ登ってないんですよね…。でも一番天気がよかった。みんなテント場でリラックスしてました!

テン場は最高でした!地面はやわらかい砂で気持ちいいし、川で遊べるし、焼きマシュマロ食べたし、焚火できたし、まわりに人いないからずっと歌ってたし…。ただ、歌ってた歌の歌詞の一部が2年メンバーの手によって「よも」に変えられていったのはよくわからんかったが。次の日も晴れることを祈って就寝。

2日目

祈りは届かず、ガスときどき雨みたいな感じの天気。昨晩の続きで2年メンバーは謎の歌を歌っている。樹林帯を抜けると、剣が峰という岩場に着きました。岩場が濡れているので慎重に進んでいきました。

岩場を抜けると三国小屋につきました。やはり今年は登山者が少ないらしい。ずっと天気が悪かったからですね。

三国小屋を出発して、はしごを登ったあたりで若干晴れてきました!ここで本当の飯豊山を知りました!小さな高山植物たち、きれいな緑の稜線、飛び回る無数のトンボたち、いまだ消えない残雪…四季を凝縮したような景色でした。

そして今日のテント場、切合小屋に到着!天気が悪いということで特別にテント場代だけで素泊まりさせてくれました。小屋のおじさんありがとうございました!

テン場では、おかもっちゃんが持ってきた肉をあかねんが持ってきたグリルで焼いて食べました。マジでうまかった!!!夕暮れどきの雲もきれいだったなぁ。水が豊富なのもうれしかった!最高の一日でした!翌日以降の天気の悪さも知らずに就寝。

 

 


3日目

結局ガスで始まる3日目。雪渓のわきを進むと、御秘所(おひそ)という岩場に到着。ここも慎重に進みました。

そして本山小屋に到着。小屋のおじさんが中で休憩させてくれました。飯豊連峰の人は何故こんなに優しい人ばかりなのか!?いろいろお話を伺ったのちメインの飯豊山に向かいました。

飯豊山の山頂もガス…。一瞬わずかにほんの少し青空が見えたが、すぐにガスまみれ…。それでも満面の笑みのしば姐さんはさすがです!!!さすが雨女だけある…

で、御西小屋到着。御西岳の山頂はどこだったんだろう…。そういえば本山小屋のおじさんも山頂がわかりにくい的なこと言ってたような…。今日は御西小屋に泊まって大日岳ピストンする予定だったのですが、次の日からの天気予報が悪すぎて梅花皮小屋まで移動することにしました。これは御西小屋のおじさんのアドバイスもあってのことでした。ことあるごとに小屋の人に助けられる優しい世界。

さてここからが苦行でした。雨がだんだん強くなってきて正直何も覚えてない…。カエルがいたっけなぁ…池とか山とか通り過ぎてガスの中から突然現れる白い壁!梅花皮小屋到着。風も強くてさすがにテントはきついと考え、小屋泊を選択。1人1500円と山小屋にしては格安なのがうれしいところ!やっぱり小屋泊はすばらしい。小屋のおじさんと明日の天気について相談しました。そういえば、これまた本山小屋のおじさんが言ってたことですが、梅花皮(かいらぎ)という名は「帰らず」が変化してつけられた名だそうです…。不安になりながら就寝。

 

4日目

朝、小屋の外は白い風が吹き荒れる。とりあえず出発を遅らせることに。CLとSLは1日停滞することも考えていました。が、小屋のおじさんは午後になれば晴れるから行ってもいいんじゃないかと提案してくれました。進むにしろ停滞するにしろ水を補給しなくてはいけなかったので、悪天候の中で水場に向かう人を決めるデスゲームを行いました。…ババ抜きですね。選ばれた3人が水場に向かって帰ってくると、なんか意外と大丈夫とか言い出した。よって、ここに出発が決定した。

下山路はというと、それはまぁひどかったです。稜線は強風。眼鏡は雨でもちろん役にたたない。梶川尾根の道なんて完全に川でした。ただ確かに雨は弱まってきました。昼飯を食べようとすると虫が集まってくる。おまけに最後のロープ場はつるつる。

あっ、でもウサギを見ました!こんな時に人が来て驚いたのか、僕の足の間をくぐって、もう1回くぐって戻ってきて笹の中に潜っていきました。先頭やっててラッキー!

まぁ、なんだかんだで無事下山!温泉に入って、ゆったり夕食食べて、しば姐さんの誕生日を祝ってと楽しく過ごしました。(僕はお腹を壊して夜トイレ付近に居座ってましたけど…。)

5日目

帰省。以上。

 

以上が本合宿1班でした。過酷だったけど、わずかな楽しさが際立つような山行でした。晴れた飯豊連峰が気になる方は、以前ばやしが投稿した本合宿第2班の記事をご覧ください。(羨ましい…。1班だけなんでこんな目に合ってるんだろう…。)

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

(そして未だ書いていなかったもう一つの山行記事を書き始める僕であった…。)

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