まさかこれが3年だけで行く最後の沢になるとは思ってもいなかった…
沢P3年会で奥多摩 坊主谷に行ってきました。SLの石川が書きます。
((都内・日帰りの沢とかマジでネタ切れだからな。「KU☆SO☆KU☆RA☆E!!」))
鷹ノ巣山の稜線まで標高差1000mほどの意外と長い遡行でした。
【メンバー】※2日前まで全員岩トレに参加(笑)
CL さっさん 煙柱
SL 石川 岩柱
大地 草柱
ゆ 車柱
計4名
中間登攀者2名&上級生と、絶賛コースタイム削減中(笑)
では、記録に行ってみようっ!!
【記録】
朝6時10分入渓 寒すぎて泣きそうになる。
すぐにCS連瀑帯に到着。
坊主谷はチャートの岩が多く、ここのCSも赤っぽい。
この手のCS滝は意外と難しいし、ずぶ濡れ不可避である。
まだ6時半でクソ寒いし、今回は行程が長いので、高巻き。
夏に来たら絶対直登だけどね(笑)
高巻きも記録だと懸垂していたけど、すんなりクライムダウンでき、水線に復帰。
次に出てきたのは幅広4m
ガバのへつりで超快適。それにしても美滝。
その後小滝をいくつか超えると、入渓後1時間ちょっとで、7m滝 Ⅲ⁻に到着。
意外と立ってるけど、全員右岸をフリーで突破。
皆登攀に強いので、ここはノーロープで。
(落ち口から見た様子)
7時半、5m滝着。
右岸ルンゼ状を突破。かんたん。
ここで前半ハイライトの滑り台状10mに到着。
滑り台したいけど、寒すぎて無理(笑)
ここも夏に来たらね~~
ここまでかなり良いペースで、8時には連瀑帯の前衛5m滝に到着。
ここは右岸を高巻く。濡れた草付きと浮石多数で微妙なので要注意。
前衛5mを過ぎると、坊主谷のハイライト、連瀑帯に到着。
ここは7,8m級の滝が連瀑を成しており、かなり圧迫感がある。最高だぜっ!!
↑1段目の7m滝は右岸を高巻き。2段目の8m滝は右岸を直登。少し高度感はあるが、ホールド豊富で、落ちないレベル。
この2連瀑を超えると、ラスボスの登場。
12m大滝。坊主谷の核心とされている。12mはそこまで大きいわけではないが、直登では落ちれない。
⇓SLがサクッとリードをさせていただく。あざす(笑)
↑とりつきは腰まで水につかり、マントルを返す。
ほんと寒いよ(´;ω;`)
ホールドは少ないが、ボルダー通ってれば余裕。
その後、立木でランナーをとり、バンド状をトラバースする。バンドは落ち葉でつるつるなので、リードは落としながら登った方がいい。一瞬足を滑らせて焦った(笑)
乗越もプロテクションが取れるのでそこまで難しくない。
立木でビレイ点を作り、中間はFIXで通過してもらった。
みんな楽しそうに突破!!
直後の5m滝は左岸から登り、坊主谷のハイライトは終了。
ここから詰め上がりまではミニゴルジュや小滝が続く。
ナメ滝4m
後半は沢に日が差し込み、最高の沢日和で遡行!
CLのさっさんもいつも通り開脚を決める。ワンチャンこれ見られるのも最後??
最後は鷹ノ巣山の稜線まで詰め上がる。急登ガンバ。
予定通り鷹ノ巣山の水場にピンポイントで詰め上がった。
⇓富士山がちらり。
鷹ノ巣山のピークに興味がない我々は、ピークを踏まずに下山開始。
浅間尾根を気持ちよく下降。シイタケ栽培が盛んらしい。
途中から登山道から外れ、デポした車までやせ尾根を下降。みんなつるつる滑りながら、無事下山。
バリエーションだけど、急斜面に気を付ければ読図は難しくない。
もっといい写真あるんだけど、いろいろ大人の事情で載せられないので省略~
3年会沢Pで行く最高の山行になりました……
ここまでなら。
!!!!
写真から察してくれ。そして補償の厚いタイムズレンタカー最高!!
お・わ・り