05.15~16 強化①金峰山瑞牆山

パーティ:CLなりたさん、SLやーしゅん、しらいしさん、さのっち、いわちゃん、かんた、たけちゅー

新歓合宿が終わり、初めての山行となった。一年生に火気やテント、色々と教えてて思う。「僕らは先輩になった」のだと。

そして考えさせられる、仕事を教えることの難しさを。初めての人に仕事を教えても、うまく行かなかったり時間がすごくかかったりする。これは当然である。かといって、自分がやったほうが早いからという理由で、何も教えなかったとしたら、成長をさせることが出来なくて、長い目で見れば損である。別に僕は教えたら一発でできるようになって欲しいとは思ってないし、むしろ失敗はつきものだし、今のうちから失敗した方がいいと思っている。ただただ、僕には反省する事が多い。

準備会では、一年生に色々なことを教えられた…かもしれない。

教えるのは理由を説明するのが一番手っ取り早いのは知っている。とは言っても。僕も、最初はする事の1つ1つに教えられた理由を思い出しこなしていったが、一年間やってると慣れが生まれ。あまり理由を考えなくなる。パソコンがなぜ動くのかを考えつつキーボードを叩く人がいないのと同じだ。そうやっていたから、教えるときに「こういう時はこうする」としか教えることが出来ない。教えられる側からしたら最悪だ。知っている。だから出来る限り言葉にしようと頭で考えるが、頭の中で考えているときには無限に思えることでも、いざ口に出してしまうと、実物大の広がりしかなくなってしまう。だが、本当はそれ以上のものだ。そうではないだろうか?

仕事を任せるとは言っても相手を信じすぎてはならない。真面目な奴はそれが重荷になるかもしれないし、逆に怠け癖のある奴は本当に何もしない。やんわりと様子を聞くのが大切だ。今回かんたが乗り換えを間違えてしまったのは、かんたが元山岳部であるから大丈夫だろうという僕達上級生の過信があったのかもしれない。

 

穴山stで前日泊。みさきちゃんとみすずちゃんは、穴山stの近くにコンビニがあると思っていたようだった。確かにある。徒歩で30分のとこだが。仕方なく、朝食の分を少し食べていたが、たけちゅーが二人に自分の分をあげていた。イケメソか。そんな様子を見ながら僕はデザートのヨーグルトを食べていた。

みすずちゃんの新歓を兼ねて、なりたさんが板チョコとバナナでチョコバナナを作った。僕が手伝っていたところ水を入れてしまったようで、チョコが固まらなくなってしまったが再加熱をする必要がなくなったので逆に都合が良かった。

朝、タクシーが来た。揺れる。揺れる。しかし、寝不足気味だった僕は助手席ということもあり寝てしまっていた。意識があるのか無いのかよくわからない寝ぼけた状態で、気が付くと瑞牆山荘に着いていた。そこでみさきちゃんがぐったりしていた。ごめん。僕が後ろの座席にいけばよかった。

天気は小雨。山行には気は進まないが、大雨でないだけましだと考えなおした。

踏み跡が非常に多く、どこに行けばいいのか分かりにくい。テープを頼りに進んでいくと一時間もしないうちに富士見平小屋に着いた。そこでCL、SL以外は荷物を置いて瑞牆山を目指した。

SLの僕は沢Pのペースが身に染みてるようで、遅くしたつもりでもだいぶ早かったようだ。これから気をつけなければならない。

登るにつれ、岩が大きくなり、大きな段差を超えたり、濡れた木の根を足場にするようなことが多かった。すこし怖い。はしごを登り、少し歩くとすぐに瑞牆山の頂上に着いた。残念ながら、雲に覆われ展望は全くなかった。達成感というよりも、もう登りがないのかという思いが強かった。

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下りでも沢Pのペースを出してしまい。早かったようだ。難しい。ここだけの話、少し拗ねてた。

富士見平小屋に戻ると、昼飯のパンを食べた。恒例の潰れたパンだ。しかしマヨネーズがない。準備会でカラスの襲撃にあって、連れさらわれていた。しらいしさんが午後の紅茶を出していらしたので、食後のスイーツとして僕はチョコレートを出した。みんな満足して、昼の山行に向かった。

そしてここでまたもやペースを上げた僕がいた。

特に印象の残らない、はじめの少しキツめの道を登ってトラバース道を歩いていると。大日小屋のテン場に着いた。少し上を見ると大日岩が見えた。明日はそこに行くのか…

1年がテントの建てる早さで競っているのを傍観したり、ベグの打ち方を教えても余るぐらい時間があり、何もすることないので4時まで僕はテントで寝ていた。

エッセンはカレーだった。僕はスライサーで縦横無尽に野菜をカットし、一年生には準備会で教えた火気をやってもらった。こちらのテントは現在の4年会からの贈り物であるオプティマスノヴァを使用した。僕は使い方をちゃんと知らない。火力のむらが無いためか、米がすごい。ホントにすごい。下界と変わらない美味しい米が炊ける。

4年会のみなさんこの場を借りてお礼申し上げます。

夕食が終わると、お楽しみの1年の昔話を話してもらった。みんなすごい。タダモンジャネェ。僕の閉鎖された高校3年間とは大違いの高校生活を送っていたようだった。

8時で飲み会は終了し、明日に備えて就寝した。

朝、快晴。やや寒いがうっすらと白んでいく空は、一日が始まることを気分良く教えてくれた。

少し傾斜のある道や鎖場を超えると大日岩が見えた。テン場から見えてはいたものの近くで見てみると、迫力がある。いや、迫力と言うよりもふんぞり返っている感じだった。

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僅かな残雪を超えて、砂払いの頭につくと展望がいきなり開けた。八ヶ岳や富士山が頭を出している景色を見て、このためにここまで来たのだと深く感動した。確かに、山を高尾山と富士山しか知らない人は、登山を只の苦行にしか思わないかもしれない。知ってほしい。いや、感じて欲しい。太陽の眩しさ、全身に当たる少し冷たい風、ハイマツの匂いそしてこの景色を。

ここからは、岩場歩きとハイマツの間を歩くような道だった。そうしているとあっという間に五丈岩に着いた。みさきちゃんが岩が好きなことに少し驚いたというのは、登るときの体の使いかたが上手かった。

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金峰山で写真を取り、金峰山小屋まで下るとここからが雪だった。さすが北側斜。こんな道を歩くSL難しいものだ。後ろは前方の人のトレースを頼りに歩けばいいのに、対してSLは自分で判断をしなければならないから、基本後続が遅れることは無いだろうと思っていたが、実際は結構距離が離れる。一度離れると。前方の例がないからか、瞬く間に差が広がる。それを戒めとしここに記す。

かなり膝に優しい下りを降りると砂堤防に着いた。あとはバス停までの移動だ。退屈だった。

初日は天気が悪くてどうなるのかと思ったが、2日目は非常に天気の良くこれ以上に無いくらい楽しい、良い物を見せてもらった山行だった。そして、みすずちゃんが山を愉しんでくれて本当に良かった。

オーダー解除後、体力が余っていたのでバス停まで走っていたところトラックの運ちゃんにバスを急いでいるように見られたらしく、「乗ってく?」と声をかけられた2年会やーしゅんがお送りしました。

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