2022.09.03-09 本合宿 親不知(松原P)〜日本海を目指して〜

親不知海岸にて

おっす!久しぶりに登場松原です!

今回は本合宿五竜〜親不知のブログを書いていこうと思います。(長くなるかもしれませんがどうかお付き合いください。)

学生ゆえお金がないため青春18切符勢。終電を逃した僕らは始発を待って某駅で停滞なうです…1番近いコンビニが片道6kmって…暇すぎて死にそう…

〜本合宿決定の経緯〜

いや!そこからかい!そう思いましたよね?

分かります。でもこっちの気持ちもわかってください。始発まで9時間もあるんです。携帯の充電と格闘しながら書きます。

今回SLのかがみと本合宿の場所を決めるに当たって考えた場所の特徴は次の2つ。

「景色の綺麗なところ」

「岩場鎖場が楽しいところ」

これを考えた時に真っ先に浮かんだのが大キレット!表銀座付近でいいんじゃね?とテキトーに決め、OBさんに意見を求めたところ

「国内最難登山道…」

「あっ…」

決して知識がない訳では無いのです。2年活動がまともにできなかったワンゲルにとってこれはきつい。断念。

部会の帰りにて。OBさんと遭遇。

「本合宿の場所まだ迷ってるんですよね〜」

(時既に6月…)

「親不知とかいいんじゃね?」

「????????」

家に帰って調べると太平洋から日本海横断や上高地から親不知などの記録が山ほど見つかる。

「海抜0mゴールは激アツじゃね?」

「だね!!」

との事で親不知に行き先が決まる。問題はどこから入るか。上高地は日程が長すぎるのに加え後半にキレットが連続することになるためなし。

「鹿島槍見た感じかっこいいし、この距離と日程なら行けるんじゃない?」

「だね!!!」

鹿島槍から入ると日本三大キレットに分類される鹿島槍〜五竜間の八峰キレット、唐松〜白馬間の不帰嶮を通過することになる。しかし序盤に固まっており通過後、白馬以降は体力ゲー。

序盤に八峰と不帰を通過する計画は行けるのではないかとの事で速攻でかがみと計画を立て、頑張って検討を通そうと試みる。

おっとー岩稜帯通過山行を定例に加えて…分かりました。行けるならなんでもやります。

しかし!メンバー募集、ルート説明を終えて日程調整を行ったところみんな予定が詰まりすぎてて(CLSLは空けようと思えばいくらでも状態)1週間以上は空けられないことが判明。

「柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳(八峰キレット)はカットするかぁ〜」

「だねぇ…」

かがみはだねしか言ってないわけじゃないです。笑

ルートは五竜岳〜親不知に決定。懸念事項は不帰嶮…唐松〜白馬間だな…

空中はしごに登り(今回は下り)の核心…

不帰嶮を通過した後に現れる天狗の大下り…

内心ビビりまくりながら検討をOBさんお願いする。

検討グループと山行グループを行ったり来たり。

2プレの検討(八ヶ岳、白峰三山)、沢の検討、中間テスト、レポートに追われる中ゴリゴリ進める。体重もゴリゴリ減る。

メンバー体調不良による岩稜帯通過山行の欠員、検討の短さなどありながら本合宿に行けるのか。

乞うご期待。


って次のブログに引き継いだら誰か読んでくれるかな〜って思ったけど多分誰も読んでないと思うので普通に続き書きます。泣

岩稜通過山行は両神山の八丁尾根2日間2往復(2日目東岳〜両神山間はカット。)を行きました。ただの苦行。いやほんとにまじで。

メンバー2人欠員の中ドロドロ、ヌメヌメの岩場を通過。みんなよく頑張った。

2人が本合宿に参加できないかOBの皆さんに尋ねる。

OBの皆様「いいんじゃないかな。」ということで欠員のメンバーを参加させられました。

(他のメンバーが2往復した両神山八丁尾根って一体…)

皆さんお待ちかね!(待ってない?う○せえ!)本合宿のブログに行きます。


〜本合宿〜

まずメンバー紹介!

最近体重爆減りしてるCL松原

定例で体重減らなくね?フランスパンが行動食 SLかがみ!

あ、はいはいって優しい口調しまっち!

モンベルガッシャー静かなじゅんせい!

しま!水!で衝撃を受けたこうき!

体力お化けなかの!

の6人でお送りします。

移動日はほとんど電車で寝てた記憶しかないので

カットします。あんだけ長く書こうとしてたのにカットかよって。マジで寝てただけなんですもん。許して。

計画概要は

1日目 五竜岳(遠見尾根から)~C1唐松岳頂上山荘

2日目 C1唐松岳頂上山荘~唐松岳~白馬鑓ヶ岳~杓子岳〜C2白馬頂上宿舎

3日目 C2白馬頂上宿舎~白馬岳~雪倉岳〜C3朝日小屋

4日目 C3朝日小屋〜朝日岳~犬ヶ岳~C4白鳥小屋

(計画の段階では栂海山荘まで)

5日目C4白鳥小屋〜栂海新道登山口~親不知海岸

です!


<1日目>

1時半起床。いや※錬成かよって。

※錬成: 錬成合宿のことで、8月に谷川岳周辺で行う合宿のこと。岩場の通過と歩荷などきつい要素が全て詰まった地獄みたいな山行。

2時半行動開始です。行きましょう。遠見尾根を。

かがみ爆速で飛ばす。野郎P最高。

この山行で野郎P最高という回数が何回口から出てくるのでしょうか。

遠見尾根途中で鹿島槍がめっちゃ綺麗に見える。ちなみに西遠見まで休憩ほぼなし。笑

やっぱ鹿島槍行きたかったなぁーって…また行こう。

鹿島槍ヶ岳

五竜山荘が見えたあたりからかなりテンションがあがる。Tシャツが買えるからです!しっかりピークで写真もとったので後で載せます。

遠見尾根から五竜山荘を望む

簡単めの鎖場を通過してふっ!っと登りきると五竜山荘に到着。五竜山荘にて山行前からめちゃめちゃ楽しみにしてたTシャツを購入。

デポピストンの準備。ガッシャーが完全体セルに!

「どうだ。これが本気になった私だ。」

しょうもな。五竜までのピストン。CLはアタックザック。それ以外は全員団装を抜いたザック。全員の団装をガッシャーにぶち込むとこの大きさになります。

30キロもないと思うのでぜひ試してください。笑

五竜山荘から頂上まで大したことない岩場が続き到着。

見て!この景色!

定例を雨天の中で行ってきたワンゲル部員達へのご褒美の如くピーカン。素晴らしいですね。

五竜岳ピークにてTシャツで記念撮影

ピークで記念撮影をしてさっさと五竜山荘へ。

この時点でコースタイムを2時間ほど巻いていたので五竜山荘でのんびりして唐松方面へ向かう。完全に遠見尾根ぶっ飛ばしたからやろとは思っていたが、ぶっ飛ばしてなかったらこの後のガスに巻き込まれて五竜ピークが最悪なことになってた。

かがみサンキュー!

牛首の岩場や大黒岳を突破しC1唐松岳頂上山荘に到着。

唐松岳頂上山荘

水が聞いていた値段と違う。1リットル300円。雨水。長年水不足に悩まされていたらしい。

テン場まで登り10分かなり遠い。トイレに行くのも一苦労…この日はぐっすり眠れたな。


<2日目>

2時半起床。早い。

星空が信じられないほど綺麗。2プレの北岳なんか比じゃないぐらい綺麗。感動。

オリオン座と唐松岳頂上山荘

この晴れはさすがに朝日見たくない?ってことで唐松岳ピークで30分ほど待って日の出を拝む。

雲海と合わさってありえないぐらい綺麗。神々しい朝日圧巻。不帰嶮も間近に見える。

かがみと朝日。良い。

「ここ行くんかぁーこえー」

本山行の核心「不帰ノ嶮」

朝日を眺める登山客を尻目に不帰嶮方面へと向かう。後続が来るのでは?と思ったが、さすがにこの時間から不帰嶮に入る登山客はいないよう。

3峰の始まり。

ここはただの歩き。そこまで難しい岩場は無い。

2峰に突入。

ん、鎖場あったっけ?

1峰へ。

空中はしごや核心の下りなどがある。ガスってて高度感もなく難しくない。あれ不帰嶮ってこんなもんなの?両神に参加したメンバーもそれ以外も全然通過に苦労していない。驚きのスピードで突破。参考タイム2時間半の予定が2時間となり、唐松岳頂上での時間をもう取り戻す。

噂の空中はしごを通過するこうき

今回不帰嶮の多大なる期待を寄せていたかがみと松原はここで泣いてた。こんなにも呆気なく核心が終わってしまうとは…マルチピッチをできるようになろうと心に決めた。

本山行の核心「不帰嶮」突破!お疲れ!

(本当の核心があることを全員知らない…)

不帰キレットがガスを堰き止めている…神々しい…

天狗の大下り(本山行では登り)も楽勝に突破。急な登りがちょっとキツイかなーぐらい。

天狗の頭へ。みんな唐松で水を買わなかったせいか水がかなり少ない。天狗山荘に寄り水を汲むことにした。ここの水は融雪水らしく冷たくて個人的にはめちゃめちゃうまい。最高。

白馬鑓への照り返しがキツすぎてCL思わずサングラスをかける。

しまっちがぶっ倒れかけていたのでなんとか水と熱中症飴なるものを摂取させて前へ進んでいく。

杓子岳へはザレてて危ないのでザックを置いて空身でピストンを行う。

松原「鳳凰の地蔵でピークダッシュしたんよね。もう絶対やらんけど。」

かがみ「え、いいじゃん。ダッシュしようよ。」

松原「嫌。絶対嫌。」

かがみ・2年生「….」

ち○しょう!松原、かがみ全力ダッシュ!笑

中野もそれに続く。

始まって30秒ほどで息がめっちゃ上がった。

2900付近のダッシュはかなりしんどい。あーしんどい。頭の賢い子達は絶対に真似しないように。

ピーク写真をとってさっさと下りた。

ここからただひたすらに歩きまたまた巻き巻きで白馬岳頂上宿舎に到着。テントを貼る前に白馬山荘へかがみとほぼ走ってサンダルで向かう。

舐め腐り登山者やんって言葉を何回言っただろうか…到着して唖然。山の上にレストランがあるぞ。

ウイックロン山小屋Tも売っててかがみは悩んでいる様子。松原即購入。

レジまで持っていったのにいや…って渋るかがみに店員さんは「ごゆっくりご覧下さい。」優しい。

それを聞いてかがみ「買います。」ワロタ。

4500円なり。たかっ!

テントを張ってこの日は問題なく終了。

白馬岳頂上宿舎テント場にて

<3日目>

3時起床。

予定では3時半起床だったが、また晴れそうだったので白馬岳で朝日を見るため早めに起きた。またコースタイム巻き巻きで到着してたので早く寝れたのです。朝から風があるが(台風の影響)かなり晴れている。これは期待できるぞ!と足早に進める。

風で体が持っていかれそう…暴風という言葉がここではふさわしいと思った。

あー圧巻の日の出。最高じゃないですか。

CLはタンクトップ、かがみに至っては上裸に。スゴすぎ。2年生が写真をいっぱい撮ってくれた。

せっかくだし高かったし使わないのはもったいないということで暴風の中、白馬岳Tシャツに着替えて頂上で写真を撮る。

RAIZOと朝日と一緒に

さあ向かいますか。体が冷えないうちに。風は凄いが日が出てきた分気温が高くなる。何回体ごと飛ばされかけたか。笑

白馬から雪倉までの稜線がまた綺麗で、風がすごい分ガスってもすぐ晴れる。

雪倉から立山、剣方面が死ぬほど綺麗に見える。

(明日天気になぁれTシャツ効果かな?かがみが着てた。)

ここからはどんな急登が来ても構わない。風のおかげで汗もかかないし、景色のおかげでモチベ爆上がり。みんなのテンションも上がってきたのが足早になる。水平道分岐まで来てここからは登りもあるのにただただハイペースを貫き通す。

そして14時到着予定の朝日小屋、なんと11時半に到着。野郎P最高かよ。小屋の方々も昼休憩をとっておられたみたいで、かなり困惑のご様子。14時半まで小屋の中は入れないみたい。

「明日白鳥まで行く気はある?」と3回ほど聞かれたが計画では栂海山荘までで15時到着の予定だった。犬ヶ岳、栂海山荘までは高山植物・池などが豊富で楽しいらしいが、それ以降はアップダウンの繰り返し、景色も変わらずしんどさが襲うらしい…

※白鳥小屋は栂海山荘からコースタイム4時間…

爆風の中テントを設営し黒い雲が出てきたので明日雨であることを悟り就寝。あー憂鬱。3日間晴れだった報いなのだろうか。

朝日小屋と朝日岳の分岐。海が近いぞ!!

<4日目>

2時半起床。4時行動開始。

雨だとわかっていたのに、早めに起床時刻を設定していた。朝日岳で朝日を見るというロマンを求めピークへ向かうためである。

かがみ「朝日見れたら見れたでいいし、見れなかったら進めばいいだけ。」

朝一から標高差約200メートルの急登。正直バカ辛かった。泣いちゃいそう。頂上に着くとなんとガスガス。朝日岳(今回の山行の主要なピークなのに泣)を1分であとにする。

ここからは雨の中爆速。10時に栂海山荘に着。ピークはところどころあったが写真を撮って軽く休憩を撮るのみ。さすがにコースタイム5時間巻きは驚き。なんでもかがみ、こうき辺りが今日中に親不知に行きたかったそうだ。

栂海山荘の時点では親不知までコースタイム10時間ちょい。11時間を巻きまくった実績もあるが16時以降はヘッテン行動となるのでそれはやめた方がいいんじゃないか…とCL。

結局白鳥小屋まで進み、みんな疲れていたのでここで小屋泊させてもらった。なかなか快適。みんな水があまりないのでアルファ米、グラノーラを食らう。

ここからは計画通りではないので明日の行動を3時半起床、5時行動開始に。

小屋の中は結構綺麗で銀マ・エアマットを敷いてシュラフで温まりながらぐっすりさせて頂いた。本当に感謝。

かがみが奥で寝てる

<5日目>

行動開始してからコースタイム約5時間の道のりなので11時着だと思っていたが親不知にはなんと9時前に到着。みんな海が見えだしてからほぼ走っていた。テンション上がりすぎ。笑

白鳥山からはずっと高尾山みたいな道が続きそこそこな登りを経て標高も下がっていく。書くのを完全に忘れていたが栂海新道に差し掛かってからしまっちとドロドロの道が出てきたらあざっす!と言おうと決めていた。何回言ったのだろうか。入道山までで100回は超えてない?笑

9時前、正確には8時50分に栂海新道登山口に到着した。この達成感と言ったらもう…

磯の香り。目の前には入浴で使わせて頂く予定の親不知観光ホテル。たまらん。

まだ到着地点ではない。自動販売機で缶コーラを購入しガッシャーの雨蓋に詰め込む。高低差80メートル、距離400メートルの表示を見て軽く絶望した。が3000メートルほどの山から下りてきて海を間近で見れるというこの山行のゴールが目の前…と思うともう距離、高低差など気にしなくなっており、一目散に駆け出していた。

階段にはフナムシ、泡立つ白波の音、磯の香り、潮風、五感の全てがここは「海」であることを知らせている。思わず「海だぁーーーー!!!」と叫んでしまった。日本海についに着いた達成感、感動が押し寄せてきたのである。

下山後のコーラは格別

みんなで撮影大会!各々持ち寄った飲み物で乾杯。最高。

「おつかれーーーー!!!!」

親不知海岸にて撮影大会の様子。

3時間ぐらい海岸にいたんかな?親不知観光ホテルのお風呂を使わせていただく。みんな日焼けで既に黒いし、痛い!って言ってる。でも下山後の温泉と体のサッパリ感気持ちぇえ!!

糸魚川に移動し海鮮丼を頂いた。Googleマップでは評価4.4!最高に美味くて冗談抜きで泣きそうになった。長期泊はパーティーメンバーほぼ全員に取ってはじめてだった。

下界の飯の美味さをこれでもかというほど噛み締めていた。

そしてここから某駅へ移動し今に至るという訳です….


もう下山したのでいいですか?

実はもう9月9日の10時なんです。

そうです。結局寝ました。

5日分書けた達成感でぐっすり寝てました。笑

ここからは帰京しかないです。電車8時間超の長旅。帰り核心(ああ、ここが本当の核心か…)といってもいい。かがみに充電器を貸してもらってなかったらこのブログは書けていないんです。笑

かがみ「じゃあこれ俺の一本目のブログってことね!よしっ!」
松原「草」


最後に。

この本合宿のルートを提案して下さり、検討を親身になって行って下さったOBの皆様本当にありがとうございました。

そして予定を空けてリーダー2人の都合に最後まで着いてきてくれたメンバーのみんなありがとう。

3年生がリーダーをやる縦走はこれで終わりです。

2年生リーダー養成合宿頑張って。協力させていただきます。

松原、かがみはまだ沢登り、雪山が残っています。残り半年ほど頑張りたいと思います。

頑張ろう!!!かがみ!!!

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

みんな本当にお疲れ様でした。

東京着いたら焼肉たらふく食べよう。

オツカレサマデシタ◎

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